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小鳥の話 小さな家族

ずっとずっと悩んでいたことを
今日は書こうと思います。

小さなあの子のお話です。
とても長いのでお時間がある方だけどうぞ


今朝、ご近所のママに
「家の前にいたの。何食べさせたらいいんだろう」と
見せられたのは、めじろの赤ちゃんでした。

私は、
 
 めじろの子は巣から落ちたのではなく、植え込みなどで
 ある程度大きくなるまで育てられること

 めじろの親はスズメとは違い、人のにおいのついた子どもを
 すぐにあきらめてしまうこと

を、お話しました。

猫やカラスに注意しながら
そのママは、少し高めの木の枝にその子を戻しました



私はこのことについてよく知っていました。
なぜなら、少し前に同じ経験をしたからです。



うちにあの子がやってきたのは
5月の下旬でした

041_convert_20110909132959.jpg

やはり同じように家の前を
風に吹かれて転がるようにしていました。
緑色のまぁるい宝石みたいでした。

親は近づいたり遠ざかったりしながら
一生懸命子どもを呼んでいました。

巣から落ちてしまったんだ。

その時はそう思いました。
このままいたら、車に轢かれてしまう。
ゴミ置き場にやってきたカラスもそばを飛んでいる。
とりあえずと思い、手に取り、家に入れてしまったんです。

小学生の頃、スズメの子を保護して
2週間後に親が迎えに来る、という経験をしていました。
きっとめじろも同じだろうと・・・。

でも、それらの考えが全く間違っていたことを
翌日、愛護センターに電話した時に知りました。
上に書いてあるようなお話をされました。

2日ほど降った雨のあと、外に出してみましたが
親の姿は見つけられませんでした。


何度も愛護センターの方とお話しました。
とにかく、飼ってはいけないこと。
万が一、ネコヤカラスにやられてしまっても
それが自然だから仕方がないこと。

それでも、1度手に取って、可愛いと思ってしまったら、
植え込みの中に置いていくことができません。
何度も外へ連れて行っては、また家に引き返す。
そんなことを繰り返しました。


そうしている間にも
あの子はすくすく育ちました。
ごはんもいっぱい食べて、大きな声で鳴いて
手を出すと乗ってきて、首を掻いてくれ、とすり寄ってきます。
遊べるようにと入れてあげた鈴をつついて鳴らしてくれました。
サクランボが大好きで、楊枝に刺してかごに入れてあげると
種のまわりからつついて、美味しそうに食べました。


飛べるようになったら森にはなそう。


そう決めていました。


車で少し行った公園に飛ぶ練習をしに行きました。

008_convert_20110909133114.jpg

車の中で、かかってる音楽に合わせるみたいに
あの子はずっと歌っていました。


014_convert_20110909133149.jpg

木の上にとまらせてみました。
とても格好いいです。
でも、やっぱり飛ぶことはできません。
羽をバタバタしながら落ちていきます。


044_convert_20110909133324.jpg

お花も見せてみました。

この頃にはずいぶん羽も生えそろってきて
うちの来た時と比べると、しっぽも伸びて鳥らしくなりました。

こうして練習して行けば
いづれ、そのままパタパタと飛び去って行く日がくると
思っていました。

うちのベランダに、とりかごの戸を開けっ放しにして
1日数時間出しておくこともしました。
もしかしたら親や仲間が気づいてくれるかもしれない、と思って。



でも、それは叶うことなく
あの子は死んでしまいました。
7月の半ばでした。

何かに驚いたのか、かごの中で片足を痛め、
病院にも連れて行きましたが、
かばっていたもう片方の足も痛めてしまい
どうしても助けてあげることができませんでした。

家族4人で、家のまわりに埋めました。
4人で、お花や好きだったサクランボや
さいごは止まることができなくなってしまった止まり木を
一緒に入れてあげました。


野鳥なのに、とても甘えん坊な子でした。
姿が見えないと、鳴いて呼びました。
撫でてもらうのが大好きでした。
さいごの日、いつもより元気がなくて、
それでも名前を呼んだら返事をして
なんとか手の上に乗ってこようとしました。
何時間も抱いて、よくなることを祈りました。


私が拾ってしまいさえしなかったら、と思うと
あの子とあの子の親に申し訳なくて、泣いてばかりいました。
娘たちにも余計な悲しい思いをさせてしまったことを
謝りました。

小娘はあの子との楽しかった思い出を話して慰めてくれました。
大娘は、拾わなければよかった、というのは
うちの家族になったあの子に対してよくない、
あの子はとても楽しそうに鳴いていたよ、と言ってくれました。


短い間でしたが、うちの小さな家族でした。

家族の前では泣くのはやめましたが、
ずっとずっとあの子のことが忘れられなくて
どうして助けられなかったんだろうとずっと悔やみ続けました。
できることならもう1度会いたい、とずっと思ってきました。



今朝のめじろの赤ちゃんは
きっとあの子が会わせてくれたんだと思います。
そして間違えることなく、どうしたらいいか教えられたこと
それが私の気持ちを一番軽くさせることだって
あの子がそうさせてくれたように思うんです。

めじろの赤ちゃんが親の元に戻れることを心から祈っています。


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ちゃんと教えることができたよ、ありがとう
あの子に心の中でそう報告したら、涙が出ました。


これから同じ間違いは2度としないこと。
あの子のことを忘れずに、でも悔やんでばかりいないこと。
今はそんな気持ちでいます。
家族の写真の中にあの子も加えようと思います。





これを読んで、不愉快な思いや、非常識なやつだと思う方も
いらっしゃると思います。
いけないことを美化しようと思っているわけではなく、
あの子がいたこと、とても可愛らしいいい子だったことを
どうしても書き残しておきたくて思い切って書きました。









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ほっぺじーじ

Author:ほっぺじーじ
ほっぺ パグ ♂
2008.11.20生
わんにゃん5匹の末っ子です。甘えん坊の食いしん坊
優しい兄姉をちょっとは気遣おうね(笑)

017_convert_20110102215252[1] ・・・小春 フレンチブルドッグ ♀ 2005.4.22生. お風呂とパパが大好き。ほっぺのステキなお姉さん
024_convert_20110102213559[1] ・・・ぶるし フレンチブルドッグ ♂ 2002.11.11生. 大娘への思いは健気。お散歩が大好き
031_convert_20110102215403[1] ・・・ポーちゃん ♂ 13歳.体調もよくなりわんことも仲良くお昼寝。みんなのお父さん
013_convert_20110102215453[1] ・・・ぴーちゃん ♀ 14歳.一声でみんなが言うこと聞いちゃう小さなお姫さま。カミナリが大キライなの
    ・・・みつお めじろの子 2011年5月に家族となりました
とけい
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